これからの君と話をしよう

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この本がすごい!2011 フィクション編

 数年前から、その期間に読んで印象的だった本のランキングを行っているんです。

 もともとは、年末だけにmixiで「今年読んでおもしろかった本」のランキングを行っていたのですが、読書量が多いときは、「夏休みに読んだ本」や「2010年上半期に読んだ本」などと小刻みにランキングを作ったり、音楽やコミックのランキングを行ったこともありました。

 今回は、年末になかなかまとまった時間がとれず、「2011年に読んで印象的だった本」のランキングの発表ができなかったので、年末からはだいぶ時間が経ってしまいましたが、改めてここで発表しようと思います。

 あ、ちなみにこのランキングは、あくまでも私が2011年に読んだ本の中で印象的だったもので、2011年に発売された本、というわけではないのであしからず。

 フィクション編、ノンフィクション編に分けて紹介しますね。

 長くなってしまうので、今回はフィクション編だけ発表したいと思います。

 

10位 前川麻子『コイするヒト』(ポプラ文庫ピュアフル)

http://book.akahoshitakuya.com/b/4861766052

→今どきの若者っぽい語り口で、恋愛の本質を鋭く切り取っています。連作短編集になっているのも私好み。

9位 山本幸久『はなうた日和』(集英社)

http://book.akahoshitakuya.com/b/408746296X

有川浩阪急電車』の世田谷線版といった感じの連作短編集。優しい眼差しの物語です。

8位 加藤千恵『さよならの余熱』(集英社文庫)

http://book.akahoshitakuya.com/b/4087466507

→お菓子をいっぺんに食べちゃうように一気読み。群像劇の恋愛短編集。先生に恋をする女の子のお話がお気に入りです。

7位 豊島ミホ『東京・地震・たんぽぽ』(集英社)

http://book.akahoshitakuya.com/b/4087753832

→14人の目線からの群像劇。読みかけのまま放置していましたが、東日本大震災を機に最後まで読みました。中盤以降から胸が痛くなりました。

6位 名木田恵子『赤い実たちのラブソング』(PHP研究所

http://book.akahoshitakuya.com/b/4569799248

→小学生の頃大好きだった本の続編、ということで読んでみましたが、ほとんどが新規のキャラクターだったので、どちらかというと「さまざまな30代の女性の人生を描いた作品」として楽しめました。

5位 岡本貴也『彼女との上手な別れ方』(小学館)

http://book.akahoshitakuya.com/b/4093862818

インパクトのあるタイトルには賛否両論あるみたいですが、このタイトルはなかなか上手いと思いました。終盤では涙をこらえるのが大変でした……。

4位 適菜収『いたこニーチェ

http://book.akahoshitakuya.com/b/4022646241

→『夢をかなえるゾウ』みたいな作品だというのが第一印象。読みやすい、けど難しくって、だからこそ何度か読み返してみたいと思いました。私も主人公と同じように、京都の大学に通っていたので親近感。

3位 倉知淳『日曜の夜は出たくない』(東京創元社

http://book.akahoshitakuya.com/b/4488421016

→ようやく読めた猫丸先輩シリーズ。期待通りのおもしろさで期待以上に私好みでした。連作短編集になっていて、主人公もストーリーの進み方もトリックもどれも違った雰囲気だけど、そのバラバラ具合が良かったです。

2位 豊田巧「電車で行こう!」(集英社みらい文庫)

http://book.akahoshitakuya.com/b/4083210060

→「電車でGO!」の作者による児童向け電車ミステリーシリーズ。私は地理学専攻で路線図とかも大好きだし、電車好きな彼氏ができたので、この本との出会いに非常に縁を感じました。挿絵も、好きなイラストレーターさん(裕龍ながれ氏)によるものですし。

1位 加藤実秋『アー・ユー・テディ?』(PHP文芸文庫)

http://book.akahoshitakuya.com/b/4569675530

→素直におもしろかった作品。さすが『モップガール』の作者。軽いタッチのコミカルなミステリーですが、ホロリとさせられるシーンも。キャラもみんな個性的でいい味を出してますし、家族の大切さについても考えさせられました。

 

 今回のランキングは連作短編集が多いです。10冊中6冊が連作短編集ですね。大好きなんです、連作短編や群像劇。おすすめがあったらぜひ教えてください。

 あと、『アー・ユー・テディ?』と『彼女との上手な別れ方』って、作品の雰囲気がある意味ちょっと近い気がします。どちらかが好きな方はもう一方の作品も気に入られるかも知れません。

 それにしても我ながら意外だったのは、上位3作品がミステリータッチの作品だということ。人が殺される作品が苦手なのでミステリーはあまり読まないはずなんですが、なぜかいろいろ読んでました。(まぁ、「電車で行こう!」は日常ミステリなので人は死にませんが)

 次回は、ノンフィクション編のランキングを紹介します!